猛暑が続く8月7日、大阪事務所において第4回認定審査会を開催しました。当日は、医療・獣医療・福祉・訓練各関係者からなる認定審査委員に対する講習会がまず行われ、午後から介助犬1頭、聴導犬2頭の認定審査が行われました。この認定審査は、身体障害者補助犬法で定められており、補助犬が補助犬としての稟性を持っているか、希望する障害者が補助犬を持つことによって自立と社会参加が促進されるか、また、補助犬をコントロールできるか等を審査するものです。
ペアを組んでまだ数カ月、初めての場所、複数の審査員を目の前にして補助犬に指示を出しコントロールするユーザーの様子、緊張の中ユーザーを支えとして一生懸命仕事をしようとする補助犬たち。補助犬を持つことによって「よりよい生活をしよう」というユーザーの意欲、ユーザーと補助犬の信頼関係を見せていただきました。そして、この日新たな3頭の補助犬が誕生しました。認定証を受け取るユーザーと、補助犬の誇らしげな様子が印象的でした。