11月29日、30日の2日間、盲導犬ユーザー研修会を開催しました。14名のユーザーの内、7名のユーザーの方が参加されました。
盲導犬は、感情のある生き物です。経験によって、人にとっていい事も悪い事も新たにいろいろ学んでいきます。ですから、卒業後も定期的なフォローアップが必要になります。
フォローアップには、ユーザーの生活圏で行うものと、今回のように、ユーザーの皆さんに訓練センターに来ていただいて行うものがあります。訓練センターで集団で行うフォローアップは、主に、犬への指示の出し方、コントロールを中心に行います。声の出し方、手や足の出し方、タイミング、ほめ方、注意の与え方を、基本に戻り練習します。そして、一つひとつ自分の癖との違いを意識し、今後、指示が犬に伝わりにくかった時に、すぐに基本に戻れるように皆さん、頑張りました。夜は、人も犬も旧交を温めたりと、親睦を深めました。