9月14日・15日の2日間、台風が近づくあいにくの天気の中、ユーザー8名、聴導犬6頭が参加し、聴導犬ユーザー研修会を開催しました。
ユーザーと聴導犬は、日々の生活の中で信頼関係を築き、色々な経験を積んで一人前のペアになっていきます。協会は、定期的に自宅に訪問するなどフォローアップを行いますが、このような研修会も行います。
経験を積んでお互いの息が合ってくる中、課題がでてくる場合もあります。そんな時は、基本に戻ることによって改善することがたくさんあります。今回の研修会でも、基本動作(お座り、伏せ、待て、付いて歩く)、聴導動作(音を知らせる)に分け、聴導犬に、ユーザーにしっかり意識を向けさせることから始め、指示の出し方、ほめ方、注意の仕方など、基本を復習していただきました。
ユーザーの方々からも、今までの体験の中から、どのように対応したらいいかの質問がたくさん飛び出し、質疑応答も活発な研修会でした。
今後、「盲導犬ユーザー研修会」、「介助犬ユーザー研修会」、「合同ユーザー研修会」を定期的に開催していきます。